コンビニでの支払いにnanacoカードを使えば1年間に6000円以上お得
税金や保険料、公共料金や各種利用料金を口座振替や現金で納付している人はちょっと待ってください。これらをコンビニで納付することにより大幅に節約できます。
私は、固定資産税、自動車税、国民健康保険料、住民税の納付で年間120万円ほど利用しています。私のケースでは120万円をコンビニで支払うことにより6,000円分のポイントが貯まりました。
貯まった6,000円分のポイントは、通販やコンビニでの買い物に利用しました。
コンビニで公共料金を納付する際に、nanacoカードを使用します。
この記事では、nanacoカードを利用してお得に公共料金等を納付する方法を説明します。
もくじ
nanacoカードを使用するとなぜ得なのか
コンビニで使用できる電子マネーは、どこのコンビニでも使える「楽天Edy」「QuickPay」「iD」「auウォレット」のほか、セブンイレブンの「nanaco」、ローソンやファミリーマートで使える「WAON」があります。
コンビニでは、買い物のほか、電気ガス料金、電話料金、地方税、所得税、固定資産税、自動車税、国民年金保険料、国民健康保険料などの公共料金を納付することができます。
これらの公共料金を納付する際に、基本的にクレジットカードや電子マネーを使えません
例えば、「公共料金」「通販などの集金代行」「切手・はがき」「iTuneカードなどの金券」「地域指定ゴミ袋」の購入にクレジットカードや電子マネーを使えません。
ところが、電子マネーの中で、現金と同じように公共料金等の支払ができるものが一つだけあります。それがセブンイレブンで利用できるnanacoです。
nanacoで支払いができないものは「nanacoカード発行手数料」「nanaco現金チャージ」「その他電子マネーへの現金チャージ」「nanacoギフト」となっています。
つまり、「公共料金」「通販などの集金代行」「切手・はがき」「iTuneカードなどの金券」「地域指定ゴミ袋」をnanacoで支払うことができるのです。
しかし、通常の買い物と異なり、公共料金等の納付でnanacoカードを使ってもnanacoポイントは貯まりません。
どうやってポイントを貯めるかというと、nanacoへ電子マネーをチャージする際にクレジットチャージという方法を使います。
nanacoカードにクレジットチャージする際に、特定のクレジットカードを使うと、ポイントが還元されるため、とてもお得なのです。
nanacoカードのクレジットチャージ
nanacoカードへ電子マネーをチャージする方法は「現金からチャージ」「クレジットチャージ」「nanacoギフト」「nanacoポイントを電子マネーに交換」の4種類あります。
nanacoカードへチャージすることによりポイントをもらえる方法は「クレジットチャージ」です。
「クレジットチャージ」を利用するには、事前にnanaco会員登録をしてクレジットカードの事前登録を行います。その際にIDとパスワードが発行されます。
クレジットカードの事前登録はオンラインのパソコンかスマホを利用してnanaco会員メニューから登録することができます。
クレジットカードの事前登録が承認されしだい、クレジットチャージが利用できます。nanaco会員メニューでチャージ金額とパスワードを入力すると、チャージした金額はセンターお預かり分として登録されます。センターお預かり分はセブンイレブンのレジで残高確認をすることにより電子マネーとして反映されます。事前登録がすんでしまえば簡単です。
なお、nanacoモバイルアプリでクレジットチャージをすると「センターお預かり分」を経由せずに直接チャージできます。
クレジットチャージをするとクレジットカードの利用ポイントが還元されます。ポイント還元率はクレジットカードにより異なります。
ポイント還元されるクレジットカード
nanacoのクレジットチャージでポイント還元されるクレジットカードはセブンカードプラスのみです。
セブンカードプラス
セブンカードプラスはnanaco一体型のカードを選択できます。クレジットカードとnanacoカード2枚を持ち歩く必要がないので便利です。
ポイント還元率は0.5%と、一般的なクレジットカードと同等です。しかし、セブンイレブン、イトーヨーカドーでの買い物でセブンカードプラスを利用すると還元率が1.5%になります。セブンイレブン、イトーヨーカドーで買い物が多い人はポイントを貯めやすいでしょう。
セブンカードの年会費は無料です。
クレジットカードをお得に作るには
クレジットカードをこれから作るという方は、下記の記事を参照ください。ポイントサイトのモッピーを経由すると、カード会社の入会特典とポイントサイト特典を重複してもらえます。通常の申し込みよりお得にクレジットカードを作ることができます。
nanacoカード利用の注意点
nanacoカードはセブンイレブンやイトーヨーカドーの店頭で申し込むことができます。スマホで使えるnanacoモバイルであれば店頭に行く必要はありません。
nanacoカードの発行手数料は300円かかる
nanacoカードの発行手数料は300円です。たとえ発行時に300円かかったとしても、30,000円のクレジットチャージで元をとれます。
nanacoカード発行手数料の300円を節約したいときはおサイフケータイのnanacoアプリ対応のスマホでnanacoモバイルを利用しましょう。nanacoモバイルは発行手数料がかかりません。
nanacoモバイルは便利
nanacoカードは、nanaco会員メニューでしかクレジットチャージできません。nanaco会員メニューでクレジットチャージを行うと、チャージした金額はセンターお預かり分として登録されます。センターお預かり分を電子マネーに反映させるにはレジで残高確認をしなければなりません。
nanacoモバイルの専用アプリを使ってクレジットチャージをすると、センターお預かり分ではなく、直接nanacoモバイルの電子マネーとして登録されます。
nanacoチャージ上限額は5万円です。1回の支払いが5万円未満のであれば支払いの都度レジで残高確認すれば問題ありませんが、1回の支払いが5万円以上の場合、nanacoモバイルが便利となります。
nanacoモバイルはオフラインでも使用できます。たとえば、SIMカードを抜いたスマホに自宅Wifiでクレジットチャージして、セブンイレブンでそのままnanacoによる支払いをすることができます。スマホの電源off状態でも支払いできます。
nanacoカードのクレジットチャージ上限
nanacoカードの電子マネーチャージ上限額は5万円です。ただし、センターお預かり分として追加で5万円をチャージすることができます。実質10万円のチャージが可能となっています。センターお預かり分を反映させるにはセブンイレブンのレジで残高確認をすることにより、nanacoカードに反映されます。
1回の支払いが5万円を超える場合、nanacoで5万円分支払い⇒残高確認(センターお預かり分を反映)⇒nanacoで残額を支払いという手順で支払いをすることにより、10万円までの支払いが可能となります。
1回の支払いが10万円を超える場合、複数のnanacoカードを利用すれば可能ですが、そこまで大きな金額を請求されるケースはほとんどないのではないでしょうか
なお、クレジットチャージでは、1回のチャージ金額は5,000円以上30,000円までです。1ヶ月間では15回、合計金額で20万円までチャージできます。1日では3回までチャージできます。
まとめ
コンビニで公共料金を支払う際はセブンイレブンのnanacoカードを使えば家計の節約につながります。
nanacoカードへクレジットチャージをすると、クレジットカードのポイントが貯まり、ポイント還元分がお得になります。
nanacoカードへクレジットチャージすることのできるクレジットカードは「セブンカードプラス」のみです。
nanacoカードには利用上限金額があるので、高額の支払いには工夫が必要です。nanacoモバイルを使えばもっと便利になります。
やってみるととても簡単なのでぜひ試してみてください。