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NHKを見なければNHK受信料を払わなくていいのか?

NHKを見なければNHK受信料を払わなくていいのか?

NHKを見ない、テレビを見ない人はNHK受信契約の解約検討したことがあるとかもしれません。

NHKの受信契約を解約できれば年間13,990円以上節約できます。

NHKを見なければ、NHKを解約していいのでしょうか?

実はNHKを見ないからといって簡単に解約できませんし、解約してしまうといろいろと不都合が発生します。

この記事ではNHK受信契約を合法的に解約し、受信料を節約する方法を紹介します。

もくじ

  1. NHK受信料徴収ののしくみ
  2. クソ高いNHK受信料
  3. 合法的にNHKを解約する方法
  4. NHKを解約するデメリット
  5. テレビの代わりとなる動画配信サービス
  6. まとめ

NHK受信料徴収のしくみ

NHKを解約するにはNHK受信料の徴収のしくみを理解しなければなりません。

テレビなど地デジ放送や衛星放送を受信できる受信設備を設置した場合、NHKと受信契約を結びNHK受信料を支払わなければなりません。

NHK受信料徴収される条件

NHKの受信料は次の2つの条件を満たすことにより徴収されます。

  1. テレビやアンテナなどのNHKを受信できる受信設備を設置
  2. NHKに受信設備を設置したことを申告
  3. NHKと受信契約を締結

NHKと受信契約を締結していない世帯には、NHKより委託された徴収員が定期的に訪問し、受信設備がないかどうかを確認して、受信契約を締結させるようです。

なお、NHK(日本放送協会)受信料の根拠となる法律は、放送法第64条1項に定められています。

(受信契約及び受信料)

第六十四条  協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。第百二十六条第一項において同じ。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。

NHKが主張する受信設備は範囲が広い

NHKを受信できる受信設備を設置したらNHK受信料が発生することになりますが、受信設備とはどこまでの範囲を言うのでしょうか

NHKは、ワンセグ付きの携帯電話やカーナビも受信設備に該当すると主張しています。

日本のキャリアが販売する携帯電話のほとんどはワンセグ機能が備わっており、携帯電話を所有する人はNHK受信料を払う義務があることになってしまいます。

ワンセグ付き携帯電話やカーナビがNHK受信設備にあたるかどうかの法律解釈は、2017年9月現在、裁判所で争われています。結論がでるまでまだ時間がかかるでしょう。

NHKの主張が正しいと判断された場合受信料を払えない者は、テレビを持てない。携帯電話を持てないということになってしまいます。

不当に受信料の徴収を免れるケースがある

HNKと受信契約を締結しない限り、受信料が発生することはありません。また、NHKを受信できる受信設備を設置したことは自己申告になります。

受信設備を設置したことについて自己申告を怠ったとしてもNHKには受信設備を設置したことを証明することは困難です。

意図的に受信設備を設置したことについて自己申告をせず、不当に受信料の徴収を免れるといったことが簡単にできてしまいます。

NHK受信料の徴収方法は、ずさんで不公平だと思います。

クソ高いNHK受信料

NHKの受信料(税込)は以下の通りです。

契約種別 支払方法 2か月払 6か月払 12か月払
地上契約 口座振替 2520 7190 13990
地上契約 振込用紙 2620 7475 14545
衛星契約 口座振替 4460 12730 24770
衛星契約 振込用紙 4560 13015 25320

NHK受信料を抑えるには「口座振替」または「クレジットカード」の年払いが有効です。

ケーブルテレビや、光テレビを契約している場合、衛星放送を受信できてしまうため、割高な衛星契約となってしまいます。

衛星契約の口座振替であれば、NKH受信料は年額24,770円(税込)です。テレビがある限り生涯これを払い続けるのですから、とても高いように思います。

生活保護や障害者に対しては免除制度があります。また、同一生計で別居している世帯には家族割引という制度があります。学生の子供が一人暮らしをしている場合は家族割引制度を活用するといいでしう。

NHK受信料は世帯ごとに一律に徴収されます。税金のように、収入に応じた料金体系になっていないため、低所得の世帯には大きな出費になると思います。

また、ずさんな徴収制度のため、不当にNHK受信料を免れるなど、人によっては不平等に感じる方も多いかと思います。

NHK受信料を滞納すると訴訟を起こされる

NHK受信契約を締結したにもかかわらず、NHK受信料を払わなければ、過去のNHK受信料が積みあがっていき、請求額がどんどん高額になります。たとえば、月払いの衛星契約を5年間滞納すると136,800円を請求されます。

NHK受信料を滞納し続けると、督促が来ます。督促を無視し続けると訴訟を起こされる可能性があります。

合法的にNHKを解約する方法

NHKのホームページにはNHK受信契約の解約について以下のように記載されています。

放送受信契約の解約

テレビを設置した住居に誰も居住しなくなる場合や、廃棄、故障などにより、放送受信契約の対象となるテレビがすべてなくなった場合は、NHKにご連絡ください。こうした場合以外は、放送受信契約の解約はできません。

放送受信契約の解約にあたっては、所定の届出書をご提出いただきます。NHKで届出書の記入内容を確認のうえ、受信契約を解約します。お届けのあった前月まで、放送受信料のお支払いが必要です。

NHK受信契約の解約手順は以下のようになります。

  1. NHKコールセンター(050-3786-5003)に電話して、受信設備を撤去したことを伝える
  2. NHKから送付されてくる解約届に必要事項を記入し、返送する

NHK受信契約の解約は一見簡単そうに見えますが、すんなり解約できるケースは少ないようです。

NHK受信契約の締結は簡単なのに、解約ができない。といった理由で受信契約を拒否するひとが多いようです。

NHK受信契約の解約にはNHKの同意が必要

私が以前NHKを解約したときは理由が引っ越しであったためなんとか解約できましたが、それでも転居先についていろいろと聞かれて大変だった記憶があります。

NHKのホームページには、NHKの受信契約を解約するには、NHKが解約に応じなければなりません。

最近では不正にNHK受信契約を解約するケースが多いことから、NHKは、なかなか解約に応じないようです。自宅を訪問されて、携帯電話やカーナビまで確認されることもあるようです。

NHK受信契約を解約する場合はしっかり準備してから挑みましょう

NHK受信契約を解約するデメリット

NHK受信契約を解約した場合、デメリットとして以下のことが挙げられます

  1. NHKの人気番組を見れなくなる
  2. フジテレビや日本テレビなどの民間放送が見れなくなる
  3. ワンセグ付き携帯電話が使えなくなる

NHKの人気番組を見れなくなる

NHKの人気番組といえば以下のものがあります

  • NHKニュース7
  • NHKニュースおはよう日本
  • あさイチ
  • うたコン
  • 連続テレビ小説
  • 大河ドラマ
  • 大相撲
  • あさイチ
  • ダーウィンが来た!
  • ガッテン!
  • ブラタモリ

これらの番組を必ず見る。やめられないならばNHK受信契約を解約できません。

このページを見ている人はそもそもNHKを見ないでしょうから問題はないと思います。

フジテレビや日本テレビなどの民間放送が見れなくなる

NHK受信契約を解約するということは、テレビ自体を見れなくするということです。NHKだけでなく、民放も見れなくなります。

話題のドラマや報道番組をリアルタイムで見れなくなることに抵抗がある人がいるかもしれません。

私は、テレビがなくても生活の質は下がらないと思います。ただし、家族がテレビに依存する生活をしている場合、テレビの撤去は難しいかもしれません。

今後、民法放送のみ受信可能な設備が設置できればこの限りではありません。

NHK受信契約を解約すると、地デジすべてのテレビ番組を見れなくなりますが、後述するAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを利用することにより、テレビ番組と同等以上の満足度を得ることができます。

ワンセグ付き携帯電話が使えなくなる

NHKの主張によると、ワンセグ付き携帯電話を所持しているだけでNHK受信料が発生します。

前述のとおり、日本メーカーが発売する携帯電話のほとんどはワンセグ機能が備わっています。

ワンセグ機能のない携帯電話は、日本メーカーの一部の機種か、海外製のSIMフリー端末に限られてしまいます。

今後、ワンセグ付き携帯電話が受信設備に該当するというNHKの主張が法廷で覆ればこの限りではありません。

テレビの代わりとなる動画配信サービス

私の母は一人暮らしで、数年前からテレビのない生活をしています。田舎なので地デジ放送の電波が届かないかわりにケーブルテレビを契約することができます。しかしケーブルテレビを契約していません。

なぜならケーブルテレビを契約すると、毎月のケーブルテレビ利用料に加え、NHKの衛星放送受信料も支払わなければならず、年金暮らしの母には負担が大きいからです。

数年間テレビのない生活をしていたものの、やはり娯楽のない生活はつまらないらしく、韓流ドラマや娯楽番組を見たいようです。

そこで、インターネット動画配信サービスを導入しました。インターネット接続環境は、ケーブルインターネットを利用しています。

導入したのはインターネット動画配信サービスの中でもっとも安いAmazonプライムビデオです。

Amazonプライムビデオの利用料金は年額3900円(税込)なので、NHKの地上契約受信料より年間10,000円節約できます。

ケーブルインターネットの速度は非常に遅く、1Mbpsを下回ることもあります。モバイル通信より遅いです。

母の家ではテレビに「Amazon Fire TV Stick」を刺して動画を視聴しています。通信速度が遅いと、画像が荒くなりますが動画が止まることがなく、快適に視聴できます。

Amazonプライムビデオに関する詳細は下の記事を参照ください

Amazonプライムビデオのメリットと登録前に確認すべきこと

Amazonプライムビデオを大画面で視聴するには

Amazonプライムビデオはインターネットを利用した動画配信サービスですが、パソコンやスマホだけでなく、テレビでも楽しめます。

テレビで動画を楽しむには「Amazon Fire TV Stick」を利用します。動画を楽しむだけであれば、安くて場所をとらない「Fire TV Stick」(4980円税込)がおすすめです。

集合住宅などアンテナを外せない環境で、チューナー付きテレビを使うと、受信設備を設置したことになり、NHK受信料を払わなければなりません。

そのような場合はチューナーのついていない液晶モニターを導入しましょう。BDプレーヤーやゲーム機を接続する可能性がある場合、HDMI端子が2個以上付いているものを選択してください。スピーカーが内蔵されたものがいいと思います。

Amazonプライムビデオに関する詳細は下の記事を参照ください

Amazonプライムビデオのメリットと登録前に確認すべきこと

まとめ

NHKを受信できる受信設備を設置すると、NHKを見る、見ないにかかわらず受信料を徴収されます。

NHK受信料はクソ高いです。そのため不当にNHK受信料の徴収を免れるケースが多いようです。

NHKを合法的に解約するには受信設備を廃棄する必要があります。NHK受信契約の解約にはNHKの同意が必要なため、テレビ、ワンセグ等をすべて廃棄したことをNHKに証明する必要があります。

NHKを解約するデメリットは、「NHKの人気番組を見れなくなる」「民間放送が見れなくなる」「ワンセグ付き携帯電話を使えなくなる」などあります。NHKが見れなくなるのはしかたありませんが、民間放送や携帯電話まで制限が及ぶのが大きなデメリットとなります。

テレビの代わりとして、インターネット動画配信サービスの中でもっとも安いAmazonプライムビデオをおすすめします。