通販でタイヤ、ホイールセットを購入した結果
通販でタイヤ、ホイールセットを購入した結果
我が家では自家用車としてスズキ ランディ(SC26)を所有しています。日産セレナ(C26)と同一の車体です。8人乗れて、高速走行も安定しているので、移動手段として欠かせません。
愛車ランディの5年目の車検が近づき、初めてのタイヤ交換が必要な時期になりました。新車で購入したときのまま、純正の15インチスチールホイールと純正タイヤを装着し、走行していました。
5年も乗るとタイヤのヒビ割れがひどくなり、危険な状態になります。
1年ほど前に前輪のホイールを縁石にぶつけて歪んでおり、修理工場からはタイヤのバランスが取れないと言われていたため、ホイールも交換することになりました。
スズキディーラーとオートバックスで見積り比較した結果、通販でタイヤ、ホイールセットを購入して、持ち込み交換すると最も安くなることがわかり、実際に通販を利用することにしました。
結果として、満足できるタイヤ、ホイールを購入でき、節約にもつながりました。
この記事では、通販でタイヤ、ホイールセットを購入し、修理工場で交換したときの注意点を紹介します。
もくじ
- タイヤ、ホイール交換の手段と比較
- タイヤ、ホイールを通販で購入する手順
- タイヤ、ホイールを通販で購入時するときの注意点
タイヤ、ホイール交換の方法と比較
タイヤ、ホイールを交換する手段は以下のようなものがあります。
- ディーラーにタイヤ、ホイール交換をまかせる
- オートバックスなどのカー用品店でタイヤ、ホイールセットを購入、交換する
- 通販でタイヤ、ホイールセットを購入し、修理工場で交換する
ディーラーにタイヤ、ホイール交換をまかせる
上記の交換方法について、ディーラーにまかせると、純正ホイール、純正タイヤへの交換を提案されます。最も安全で確実な選択です。
私の場合、純正のスチールホイール1本の交換が必要だったので、タイヤ4本交換(46,000円)とスチールホイール1本(11,000円)で合計57,000円の見積もりとなりました。
タイヤは純正と同じダンロップ製でした。見積もりではタイヤ1本あたりの本隊価格が1万円弱だったので、ディーラーとしては安く仕入れているほうだと思います。
ディーラーでタイヤ、ホイールを交換するメリットは、安心感があることです。純正部品を使用することにより、安全性は確保され、車検にひっかかることはありません
ディーラーでタイヤ、ホイールを交換するデメリットは、価格が高いこと、好きなデザインのホイールを選べないことです。
タイヤ、ホイールを選ぶのがめんどうであれば安心安全なディーラーでタイヤ、ホイールを交換しましょう。時間を節約できます。
オートバックスなどのカー用品店でタイヤ、ホイールセットを購入、交換する
車の移動圏内にはオートバックスやイエローハット、タイヤ館などのカー用品店があります。カー用品店ではタイヤ、ホイールセット販売と交換を行っています。
タイヤは韓国製などの安いものから選択でき、純正タイヤより格安で入手できます。
私の住む地域のオートバックスで販売しているタイヤ、ホイールセットは、デザインがいまいちでした。しかしタイヤ、ホイールセットが5万円弱で購入できます。ナット、廃タイヤ、取り付け工賃を含めると56,000円の見積もりでした。
カー用品店でタイヤ、ホイールを購入するメリットは、商品の現物を目視で確認できることです。カタログの写真と現物ではイメージが異なることが多いです。また、取り付け、交換まで行ってくれるので、店舗に行くだけですべて完結します。
カー用品店でタイヤ、ホイールを交換するデメリットは、価格が高いことです。安いタイヤも販売されていますが、韓国メーカーや中国メーカーのタイヤを安く仕入れているから安いのです。ブリジストンなどの日本メーカーのタイヤは、ディーラーで発注するのと価格の違いはないようです。
韓国や中国のタイヤが悪いとは言いません。ミニバンなどで実際に走っても違いはわからないでしょう。
タイヤ、ホイール交換を簡単に済ませ、タイヤの種類、ホイールのデザインを選びたいときは、カー用品店で交換しましょう。
通販でタイヤ、ホイールセットを購入し、修理工場で交換する
私は通販でタイヤ、ホイールを購入しました。タイヤ、ホイールの選定、発注、交換の手配に手間はかかりますが、結果として、納得できる商品を安く交換することができました。
タイヤ、ホイールの価格は、組み込み、バランス料、ナット20個、送料、消費税込みで45,000円でした。修理工場に交換を依頼したので、タイヤ処分料と工賃の合計3,240円がかかりました。
ホイールデザインやタイヤは、たくさんの種類から選択できます。私は日本メーカーのトーヨータイヤを選択しました。もし、韓国製の最も安いタイヤを選択していれば、さらに8,000円ほど安く購入できたことでしょう。
通販でタイヤ、ホイールセットを購入するメリットは、とにかく価格が安いことです。
通販でタイヤ、ホイールセットを購入するデメリットは、手間と時間がかかることです。タイヤ、ホイールの選定、発注、修理工場への交換依頼など、時間をとられます。
また、車種と、タイヤ、ホイールのマッチングにリスクを伴います。タイヤ、ホイール交換後に車検に通らなくても、人のせいにはできません。完全に自己責任になります。
時間に余裕があり、好きなデザインのタイヤ、ホイールを格安で購入して節約したい人は、通販を選択しましょう。車の整備ができる人は、自分でタイヤを交換してもいいでしょう
私は節約のために通販でタイヤ、ホイールを購入し、修理工場で交換することをおすすめします。
タイヤ、ホイールを通販で購入する手順
- タイヤ、ホイールの通販ショップを選択
- 車種を選択
- ホイールサイズを選択
- ホイールデザインを選択
- タイヤのブランド、種類を選択
- ナットを選択
- 送付先、支払方法を入力
1.タイヤ、ホイール通販ショップを選択
タイヤ、ホイールを通販で購入できる店は、オートウェイオートバックスドットコム、カーポートマルゼンなどいくつかあります。
価格にこだわる人は、オートウェイがいいと思います。韓国や中国製の輸入タイヤ、ホイールを取り扱っているため格安で購入できます。タイヤ、ホイールの組み込み、バランス料込、送料無料のわかりやすい料金体系になっています。
楽天市場やYahoo!ショッピングのストアでも購入できます。私は楽天市場の「タイヤプライス館」 でタイヤ、ホイールセットを購入しました
タイヤ、ホイールセットを購入するショップを選ぶ基準としては、以下の項目をチェックするといいでしょう
- 車種からタイヤ、ホイールを選択できるか
- タイヤ、ホイールの組み込み、バランス調整が料金に含まれているか
- 配送方法、支払方法は明確になっているか
車種からタイヤ、ホイールを選択できれば、その車種に適合したタイヤ、ホイールが、自動で選定されます。車種からタイヤ、ホイールの指定ができなければ、自分で型番や種類を指定しなければなりません。
タイヤの選定には、最低でもリム径、タイヤ幅、扁平率を指定しなければなりません。ホイールの選定はさらに複雑で、リム系、リム幅、オフセット、P.C.D、穴数を選択しなければなりません。
純正タイヤ、ホイールからサイズを変更する場合には、車種とタイヤ、ホイールのマッチングが確実にできるよう、車種からタイヤ、ホイールを選択できるショップを選択しましょう。
タイヤ、ホイールの組み込み、バランス調整が料金に含まれているかを確認しましょう
タイヤ、ホイールをセットで購入する場合、ショップでバランス調整までされていれば、届いたタイヤ、ホイールを古いものと交換するだけです。タイヤ、ホイール交換を修理工場に依頼するにしても余計な工賃がかかりません。
タイヤ、ホイールは、重く大きいため、配送料が高額になります。タイヤ、ホイールの本体が安くても、配送料が高くては結果的に高くなってしまう恐れがあります。送料無料など明記されていれば安心です。
支払方法は、代金引換、クレジットカードが選択できるショップで注文しましょう。支払方法が銀行振り込みのしか選択できないショップはあやしいと思います。
2.車種を選択
タイヤ、ホイールを購入する際、「車種から選択」「サイズから選択」「ブランドから選択」など、複数の方法でホイールを探すことができます。
タイヤ、ホイールに特に詳しくなければ、「車種から選択」することにより、お店が車種とタイヤ、ホイールのマッチングを設定してくれるので安心です。
車種は、型式から選択します。型式は自動車車検証に記載されているので、必ず確認してください。
3.ホイールサイズを選択
基本的に純正タイヤ、ホイールと同じサイズを選択しますが、インチアップしたい場合は大きいものを選択します。
タイヤサイズは、タイヤ側面に刻印されています。例えば「195/65R15」であれば15インチです。
4.ホイールデザインを選択
ホイールデザインは写真で選びます。写真なので、実物とイメージの違いがあるかもしれません。デザインがイメージと違ったからといって返品はできません。
ホイールの細かいデザインにこだわる人には、通販はおすすめできません。
5.タイヤのブランド、種類を選択
ホイールデザインが決まったらタイヤのブランド、種類を選択します。
日本製のタイヤブランドは「ブリジストン」、「ダンロップ」、「ファルケン」「YOKOHAMA」「TOYO」などが有名です。日本製は品質が高く、安心ですが、価格が高いです。
タイヤ代金を節約したいときは、韓国や台湾、中国などのアジアブランドを選択します。日本ブランドと比較すると20~50%安くなります。
修理工場から聞いた話によると、あまり安いタイヤだと、安全性や耐久性が心配とのことです。
世界的に有名なタイヤメーカーであれば、普段の走行には問題なさそうです。品質が心配な人は日本メーカーのタイヤを選んでください。
韓国のブランドであればハンコック(Hankook)、クムホ(KUMHO)、ネクセン(NEXEN)などが有名です。
台湾のブランドであれば、ナンカン(NANKANG)、ケンダ(KENDA)が有名です。
選択したタイヤブランドをインターネットで検索してみましょう。インターネット上に情報のないブランドは避けたほうがいいと思います。
6.ナットを選択
純正ホイールから市販のアルミホイールへ交換するときは、ナットも同時に注文すべきです。ナットの種類が違うとタイヤ、ホイールを車体に取り付けできません。
具体的には、「テーパーナット」「球座面ナット」「平座面ナット」の3種類があります。
ホイールとナットの種類が適合していなければ、ホイールを車体に取り付けることができません。
純正ナットの種類がホイールと適合したとしても、ナットの長さが足りなかったり、ねじ山がむき出しになったりする恐れがあります。
純正ホイールから市販のアルミホイールに交換するときは、ナットも同時に注文しましょう。ナットをセットで注文すると2,500円かかりますが、あとで追加するよりお得です。
7.送付先、支払方法を入力
最後に送付先、支払方法を入力して、注文完了です。
注文したタイヤ、ホイールは、最寄りの修理工場に送ってもらうと、自分で運ぶ必要がないため楽ちんです。
タイヤ、ホイールの処分料と、の交換工賃がかかります。タイヤ4本で3000~4000円くらい見ておけばいいでしょう
修理工場にとっては、タイヤ、ホイールの中古部品がタダで手に入るので、処分せずに再利用するかもしれません。
タイヤ、ホイールの状態がよければ、ネットオークションなどで売ることもできるでしょう。純正の中古部品は意外と需要があります。
タイヤ、ホイールを通販で購入時するときの注意点
初期不良対策
タイヤ、ホイールを交換した後に、初期不良が発覚する場合があります。修理工場でタイヤ、ホイールを交換後、1週間くらい経過してから、空気圧の確認をしましょう。
修理工場には、タイヤ、ホイール廃棄処分を1週間後の空気圧点検まで待ってもらいます。万が一初期不良があっても元のタイヤに交換することができます。
車体とタイヤ、ホイールのマッチング
タイヤ、ホイールが車体(フェンダー)からはみ出すと、車検に通りません。購入したタイヤ、ホイールが車検に通らなくても、販売店では保障してくれません。車体やホイールの個体差があるからだそうです。
車種からタイヤ、ホイールを選択すれば、ほぼ100%大丈夫ですが、車種から選択せず、サイズやデザインから選択した場合は、車検に通らないリスクが高くなります。
車体とタイヤ、ホイールのマッチングは完全な自己責任になるので、注意が必要です
商品到着後の受け入れ確認
通販の場合、タイヤ、ホイールの到着後、7日以内に破損などの初期不良が見つかった場合は返品、交換を受け付けてくれます。
しかし、返品、交換が可能なものは、未使用品に限ります。
到着したタイヤ、ホイールを車体に取り付けて、走行した後に不良が見つかった場合、初期不良か走行時のダメージかわからなくなります。
タイヤ、ホイールを車体に取り付ける前に、表面の傷や、空気の漏れがないか、確認する必要があります。
実際には、空気圧のわずかなもれはわかりづらいので、最低限、外観のチェックは必要です。気になる箇所があったら写真を撮って、ショップへ連絡しましょう。