月額300円でかけ放題!ソフトバンクのガラケー通話し放題割とは
2017年6月30日から、ソフトバンクの「ガラケー通話し放題割」のキャンペーンが実施されています。
ガラケー通話し放題割とはソフトバンクのガラケーを他社ガラケーから乗りかえ(MNP)で契約すると「スマ放題」の通話定額基本料が1080円(税込)割引されるキャンペーンです。
ソフトバンクの「ガラケー通話し放題割」を適用させ、ガラケー本体を一括購入すると、月額300円(税込)で維持できます。ガラケー本体を分割払いするときは、月額1,620円(税込)で維持できます。
ソフトバンクの「ガラケー通話し放題割」は、「スマ放題」(24時間国内通話無料)の基本契約が対象となります。したがって、長電話してしまう人には最適なキャンペーンです。
一括購入時の機種代金は、乗り換え割引特典が適用され、15,000円程度割引される店舗があります。
分割購入の場合は、同額のキャッシュバックがあります。
この記事では、ソフトバンクガラケー「ガラケー通話し放題割」を活用する方法と注意点を説明します。
なお、無料通話時間は5分で十分という方はもっと安くできますので、次のリンクを参照ください
もくじ
ガラケー通話し放題割の概要
ガラケー通話し放題割とはソフトバンクのガラケーを他社ガラケーから乗りかえ(MNP)で契約すると3年間「スマ放題」の通話定額基本料が1080円(税込)割引されるキャンペーンです。
ガラケー通話し放題割が適用されると、ガラケー本体を一括購入した場合、最低維持費は月額300円(税込)です。ガラケー本体を分割払いした場合、最低維持費は月額1,620円(税込)です。
ソフトバンクガラケーの「スマ放題」は、通常料金月額2,376円(税込)で24時間すべての国内通話に対して無料で利用できる料金プランです。
ガラケー通話し放題割の適用条件
ソフトバンクのガラケー通話し放題割を適用させるには次の3つの条件をすべて満たす必要があります。
- 他社から乗り換え
- ガラケーからガラケーへ乗り換え
- ソフトバンクガラケーを分割または一括で購入すること
他社から乗り換え
ガラケー通話し放題割を適用させるには、まず「他社のガラケーから乗り換え(MNP)」が必要です。他社とはドコモやauのことです。
ワイモバイルのガラケーやPHSからの乗り換えも可能ですが、乗り換え特典が半減してしまうのでおすすめできません。
楽天モバイルやDMMモバイルなどのドコモ系MVNOは、厳密にいうと「他社」には含まれませんが、ガラケー通話し放題割が適用される可能性が高いです。なぜならMNP予約番号は、ドコモかMNVOかの区別はできないからです。
ガラケーからガラケーへ乗り換え
ガラケー通話し放題割を適用させるには転出元でもガラケーを使用していたことが必要となります。
ただし、MNP予約番号からは転出元でガラケーを使用していたかどうかの確認ができません。店舗によっては、従前のガラケーを目視で確認するようです。
インターネット通販では、転出元でガラケーを使用したことを自己申告するか、確認すらされないのが現状のようです。
ソフトバンクガラケーを分割または一括で購入すること
例えばガラケー本体の持ち込んで電話回線のみ契約の場合は適用外となります。
ガラケー通話し放題割で選択できる機種
ソフトバンクガラケー通話し放題割は以下から選択できます。
- シャープ製 AQUOS ケータイ2
- 京セラ製 DIGNO ケータイ
- シャープ製 かんたん携帯9
上記の中で最も人気の機種はシャープ製 AQUOS ケータイ2です。
AQUOS ケータイ2
「AQUOS ケータイ2」は、2016年冬モデルで、「ワンプッシュオープン」「1週間超えの電池もち」「防水・防塵・耐衝撃」「ワンセグ」「Wifi接続」を特徴とした機種です。
ソフトバンクガラケーの機種選定で迷ったら「AQUOS ケータイ2」を選んでおけば間違いありません。
ソフトバンクガラケーの機種代金は47,520円(税込)で統一されています。一括払いか、36回払いの分割払いを選択できます。
ガラケー通話し放題割の最低維持費
ソフトバンクのガラケーを最低維持費で運用するには次のような契約が必要です。
- 他キャリアから乗り換え(MNP)
- ソフトバンクガラケー(AQUOS ケータイ2等)を一括購入
- データ定額は「データ定額S(4G ケータイ)/2.5GB」を選択
各料金プランの最低維持費(税込)の内訳は以下の通りです。
一括購入 | 分割購入 | |
---|---|---|
スマ放題基本料金 | 2376 | 2376 |
ウエブ使用料 | 324 | 324 |
データ定額S | 0 | 0 |
機種代金 | 1320 | |
ガラケー通話し放題割 | -1080 | -1080 |
月月割 | -1320 | -1320 |
合計 | 300 | 1620 |
上記の金額は「ユニバーサルサービス料」を含んでいません。「ユニバーサルサービス料」は2017年10月時点で2円です。
「データ定額S(4G ケータイ)/2.5GB」は、データ通信容量に応じて0円~4,536(税込)円の利用料金を請求されます。最低維持費で運用するにはデータ通信をしないように工夫する必要があります。
ガラケーを一括購入すると、最低維持費は月額300円(税込)となり、ガラケーを分割購入すると、月額1,620円(税込)の支払いとなります。
上記の金額は契約してから3年間の維持費です。4年目以降は「月々割」、「ガラケー通話し放題割」がなくなります。4年目以降は機種代金がなくなります。そして「ウエブ使用料」「データ定額」を外せば、毎月の維持費は2376円(税込)となります。
ソフトバンクガラケー通話し放題割の料金明細
私の母は2017年10月にソフトバンクのソフトバンクガラケー通話し放題割を利用してアクオスケータイ2を分割購入しました。2018年3月分の料金明細をお見せします。
SMS通信料を除くと機種代込みで月額1620円になります。キャッシュバック15,000円が2か月後に振り込まれました。
データ定額Sを契約していますが、モバイルデータ通信をOFFにしているため、通信料は発生していません。
データ通信はLINEモバイルのデータSIM(月額540円税込)を8インチタブレットに入れてメールやナビなどで活用しています。
ソフトバンクガラケー通話し放題割は、のりかえ下取りプログラムと併用できない
ソフトバンクののりかえ下取りプログラムは、のりかえ(MNP)で iPhone、スマートフォン、ケータイを購入すると、のりかえ元で使っていた機種を下取りしてもらうことにより、毎月の利用料金から一定額を割引するものです。
Androidのスマホを下取りに出すと、毎月450円×24回、従来型携帯(ガラケー)を下取りに出すと、毎月200円×24回の割引を受けられます。
ソフトバンクガラケー通話し放題割は、のりかえ下取りプログラムと併用できません。
最低維持費で運用するための注意点
ソフトバンクガラケーを最低維持費で運用するためには次のことに注意が必要です。
- データ定額サービスとウェブ使用料の契約が必要
- パケット通信とキャリアメールを捨てる
データ定額サービスとウェブ使用料の契約が必要
「スマ放題」は「データ定額サービス」や「ウェブ使用料(324円)」の契約が必要となります。データを使わないからといって「データ定額」を外してしまうと「月々割」がなくなり、料金が割高になります。
ソフトバンクガラケーのデータ定額料金はデータ定額ミニ~ギガモンスター(3,132円~8,640円)までの定額パックや、「データ定額S(4G ケータイ)/2.5GB」から選択することができます。
ガラケー通話し放題割を最低料金で維持するには「データ定額S(4G ケータイ)/2.5GB」の選択となります。
「データ定額S(4G ケータイ)/2.5GB」は、データ通信容量に応じて0円~4,536(税込)円の利用料金を請求されます。
データ通信をまったくしなければ、データ通信にかかる料金はかかりません。ただし、通信容量が100MBを超えると、上限の4,536円を請求されます。
ガラケー通話し放題割を最低維持費で運用するには、パケット通信とキャリアメールを捨てる必要があります。
パケット通信とキャリアメールを捨てる
ソフトバンクガラケーのデータ定額「データ定額S(4G ケータイ)/2.5GB」は、使用したパケット通信容量に応じて課金されます。100MB使うと上限の4,536円(税込み)が請求されます
パケット通信の100MBはバックグラウンド通信などであっというまに使ってしまいます。
そこでガラケー本体の設定で、パケット通信を遮断しましょう。
ソフトバンクガラケーのパケット通信(モバイルデータ通信)をオフにする手順は次のようになります。ソフトバンクのFAQにも掲載されています。手順は次のようになります。
「メニュー」→「設定」→「通信・ネットワーク」→「データ通信設定」→「データ使用量」→「メニュー(右下)」→「モバイルデータ(のチェックを外す)」
パケット通信を捨てても自宅の無線ネットワークに接続してインターネットやLINEはできます。
キャリアメールはのりかえ(MNP)をするたびにメールアドレスが変わってしまいますので、Gmailなどのフリーメールを活用することをおすすめします。
ガラケー本体の一括購入方法
分割購入ではなく一括購入がおすすめ
ソフトバンクガラケー通話し放題割を契約するときの、機種代金の支払い方法は一括購入をおすすめします。
ソフトバンクガラケーの長期契約割引は2年間です。契約開始から2年後の契約満了月以外に解約や他社へ乗り換えをすると10,260円の契約解除料が請求されます。
分割購入の場合36回払い(3年)となり、2年後の契約満了月に解約しようとすると、残債(15,840円)を清算しなければなりません。分割払いの終わる3年後に解約しようとすると、10,260円の契約解除料が請求されます。
分割購入の場合、4年後の契約更新月まで待たなければ、解約時の違約金がかかってしまいます。
一括購入であれば、2年後に解約や乗り換えという選択ができるので、一括購入をおすすめします。
同じ機種を4年間使う覚悟があれば、一括購入でも分割購入でも総支払額は変わりません。分割購入のメリットは、初期費用が安く済むことです。一括購入の場合はどうしても初期費用が高くなります。
ソフトバンクショップかネット通販を利用
ソフトバンクオンラインショップではガラケー通話し放題割を申し込みできません。
最寄りのソフトバンクショップを訪問して、一括購入する場合の割引を確認しましょう。分割購入の場合はキャッシュバック特典を確認します。
ソフトバンクガラケーのインターネット販売代理店は、メール等で手軽に特典内容等を確認することができます。インターネット通販は、店舗販売よりも人件費等のコストがかからないため、大幅なキャッシュバックや値引が期待できます。
ケータイ乗り換え.comは、アクオスケータイ2を大幅値引きで販売しています。私が確認したときは一括25,000円でした。
乗り換えKINGは、全国訪問対応とキャッシュバックを売りにしています。こちらもアクオスケータイ2を一括25,000円で販売していました。
おとくケータイ.net はキャッシュバック金額で他店対抗をうたっています。
ソフトバンクガラケーの一括購入価格やキャッシュバックの問い合わせ
インターネット販売代理店でソフトバンクガラケーの一括購入価格の見積もりをしたいときはお申し込み相談のページから必要事項を入力します。
お申込み相談には、「氏名」「住所」「電話番号」の個人情報が必要です。
お申込み相談時に、現在の契約状況、下取りの有無、ほしい機種、契約時期、オプションの有無、その他聞きたいこと(料金内訳、キャッシュバック金額、契約の流れ)などをまとめておくとスムーズです。
下記のような文例でソフトバンクガラケーの購入価格を問い合わせてみるとよいでしょう。
現在auの携帯を契約しています。〇月からMNPでガラケーを契約したいと考えています。アクオスケータイ2の一括購入、ガラケー通話し放題割を適用、データ定額S、その他オプションは不要です。月額料金内訳、本体購入価格を教えてください。
まとめ
ソフトバンクガラケーの毎月の最低維持費(税込)は以下のようになります。
- 一括購入:300円(税込)
- 分割購入:1,620円(税込)
ソフトバンクのガラケー通話し放題割を適用させ、最低維持費(月額300円)で運用するには次のような契約が必要です。
- 他キャリアから乗り換え(MNP)
- ソフトバンクガラケー(AQUOS ケータイ2等)を一括購入
- データ定額は「データ定額S(4G ケータイ)/2.5GB」を選択
- パケット通信は使用しない
ソフトバンクガラケーを一括購入で安く入手するには、ケータイ乗り換え.comや乗り換えKING、おとくケータイ.net を利用しましょう
ソフトバンクガラケー通話し放題割は、「スマ放題」(24時間通話定額)の割引キャンペーンです。通話時間は5分間で十分という方はもっと節約できます。下記の記事を参照ください。