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ドコモの料金はなぜ高いのか

ドコモの料金はなぜ高いのか

このページを訪れた方は、ドコモの料金が高い、スマホの料金が高いと感じている方が多いのではないでしょうか

ドコモをお使いの方は長年ドコモを利用している方が多いと思います。長年ドコモを利用していると、今更ほかのキャリアに乗り換えるのは面倒だと考えている人は多いと思います。

また、なんらかの理由でドコモからほかのキャリアへ乗り換えることができないでいる方もいると思います。

ドコモの料金はなぜ高いのでしょうか?

この記事では、ドコモの料金がなぜ高いのか、ドコモ料金を安くする手段はあるのかを解説いたします。

もくじ

  1. ドコモ料金のモデルケース
  2. ドコモの料金が高い理由
  3. ドコモの料金を安くできる?
  4. ドコモから他社へ乗り換えたらさらに安くなる?
  5. まとめ

ドコモ料金のモデルケース

ドコモ料金のモデルケースとして、4人家族を例に解説したいと思います。

  1. 4人家族で父が15年以上ドコモを使用している。
  2. 通信容量は家族でシェアして5GBのプランを利用している。
  3. 父はカケホーダイ、母はカケホーダイライト、子供2人はシンプルプラン
  4. 家族全員iPhoneを契約して2年以内である。

上記のような条件でドコモの料金を算出すると、4人で20,692円となります。

一人当たりの月額料金は約5,000円となります

料金の内訳は以下のようになります。

子1 子2 合計
カケホーダイ 2916 2916
カケホーダイライト 1836 1836
シンプルプラン 1058 1058 2116
SPモード 324 324 324 324 1296
シェアパック5GB 7020 7020
シェアオプション 540 540 540 1620
機種代金 3699 3699 3699 3699 14796
月々サポート -2403 -2403 -2403 -2403 -9612
ずっとドコモ割 -1296 -1296
合計 10260 3996 3218 3218 20692

上記のドコモ料金は高いでしょうか?この料金の支払いに慣れてしまえば高いと思わないかもしれません。

私は、ドコモの料金はとても高いと思います。

ドコモの料金が高い理由

機種代金の値引き額を通信料に上乗せしている。

ドコモの料金が高い理由は、「機種代金の値引き額を通信料に上乗せしている」からです。

iPhone8(64GB)の機種代金は88,776円(税込み)です。月々サポートを適用させると、月々の実質負担額は1296円×24か月=31,104円(税込)です。

月々サポートによる割引は、2,403円×24か月=57,672円(税込)です。月々サポートは、毎月の利用料金から割引されます。

ドコモの料金が高い理由は、「月々サポート」があるからです。「月々サポート」は月額料金から割引される仕組みになっています。つまり、ドコモの料金は「月々サポート」を考慮して、割高に設定されているのです。

もし、ドコモの月額料金が割安であれば、月々サポートの割引はどこからも回収できません。すると、機種代金を高くせざるを得なくなります。

月額料金を高くして機種代金を安くするか、月額料金を安くして、機種代金を高くするか。ドコモは前者のビジネスモデルで成功しています。

そのほうが、iPhoneのような高額機種を売りやすいからです。

ドコモの月額料金が高くなければ、iPhoneを実質負担額3万円という安値で販売などできないのです。

安い機種はコストパフォーマンスが悪い。

ドコモは機種代金の原資を回収するために月額料金を高く設定しています。

ドコモは月額料金を高く設定しなければ、iPhoneのような高額の機種を安く提供できなくなります。

一方で、機種変更しないからといって、月額料金は安くなるわけではありません。

また、安い機種へ機種変更したからといって、月額料金は安くなるわけではありません。

ドコモを使い続けるのであれば、iPhoneなどの高額な機種を2年ごとに機種変更すると、コストパフォーマンスがよくなります。

現在、日本におけるiPhoneのシェアは6割以上といわれています。はたして、電話やインターネットを利用するのに、必ずしもiPhoneのような高額なスマホが必要でしょうか?

少なくとも、ゲームをしない中高年であれば、iPhoneのような高速な処理は不要です。3万円くらいの安いスマホで十分使えます。

格安SIMは、こういったドコモのビジネスモデルの逆をねらっています。月額料金を安く設定して、機種代金を市場価格で販売することにより、一定の成功を収めています。

格安SIMでは安い機種を選択しても、コストパフォーマンスに影響しないので、月額料金を安くしたい人には人気があります。

ドコモでも、こういった需要に対応するため、2017年5月より、「docomo with」というサービスを提供しています。

ドコモの料金を安くできる?

以前は次のような人は月額料金が割高になり、損をしてしまいました。

  1. 2年以上同じ機種を使う人
  2. iPhone以外の安い機種を好んで使う人

上記の2つに該当する人は、「月々サポート」の恩恵を受けられず、結果として割高の料金を支払っていました。

しかし、上記のような人でも、月額料金を安く抑えることができるように、2017年5月からdocomo withというサービスが開始されました。

docomo with対象機種を購入すると月額1620円(税込)が割引されます。

docomo withの対象機種は機種代金が割安な機種が選定されており、最も安い機種は「MONO MO-01K」で、1,053円×24回払い=25,272円で購入できます。

従来は機種代金の格安な機種を購入しても、月額料金は高いままでしたが、docomo with対象機種を購入すると、次の機種変更まで月額1620円が割引され、従来よりも月額料金が安くなります。

docomo withの対象機種を購入すると、最低維持費は次のようになります。

ドコモ料金のモデルケースとして、4人家族を例に解説したいと思います。

  1. 4人家族で父が15年以上ドコモを使用している。
  2. 通信容量は家族でシェアして5GBのプランを利用している。
  3. 父はカケホーダイ、母はカケホーダイライト、子供2人はシンプルプラン
  4. 家族全員「MONO MO-01K」を契約して2年以内である。
子1 子2 合計
カケホーダイ 2916 2916
カケホーダイライト 1836 1836
シンプルプラン 1058 1058 2116
SPモード 324 324 324 324 1296
シェアパック5GB 7020 7020
シェアオプション 540 540 540 1620
機種代金 1053 1053 1053 1053 4212
docomo with -1620 -1620 -1620 -1620 -6480
ずっとドコモ割 -1296 -1296
合計 8397 2133 1355 1355 13240

機種変更して2年間は、機種代金「1053円」がかかりますので4人の月額料金は13,240円となります。一人当たり月額3,300円程度になります。

そして2年後に機種代金を完済すると、次のようになります。

子1 子2 合計
カケホーダイ 2916 2916
カケホーダイライト 1836 1836
シンプルプラン 1058 1058 2116
SPモード 324 324 324 324 1296
シェアパック5GB 7020 7020
シェアオプション 540 540 540 1620
機種代金 0
docomo with -1620 -1620 -1620 -1620 -6480
ずっとドコモ割 -864 -864
合計 7776 1080 302 302 9460

機種変更して2年経過後は、機種代金「1053円」がなくなりますので、4人の月額料金は9,460円となります。一人当たり月額2,400円程度になります。

通信容量は5GBを4人でシェアすると、足りなくなるかもしれませんが、容量を増やすと割高になります。例えばシェアパックを50GBに増やすと、月額約10,000円加算されます。

今後もドコモを継続して使い、iPhoneへこだわらない方は、次回の機種変更で「docomo with」対象機種を選択することにより、月額料金をいくらか抑えることができるでしょう。

ドコモ光セット割を利用する

自宅に光回線を導入するときに、ドコモ光を契約すると、「ドコモ光セット割」が適用されます。

割引金額は以下のようになります。(税抜)

パケットパック 月額料金 光セット割
ウルトラシェアパック100 25000 -3500
ウルトラシェアパック50 16000 -2900
ウルトラシェアパック30 13500 -2500
シェアパック15 12500 -1800
シェアパック10 9500 -1200
シェアパック5 6500 -800

シェア回線の場合、親回線にのみ割引額が適用されます。

例えば、シェアパック5であれば800円(税抜)の割引となります。通信容量が少ないプランだと、割引額が少ないですが、ないよりはましです。

ドコモ光の料金は、マンションタイプで月額4000円(税抜)、戸建てタイプで月額5200円(税抜)です。通信容量の制限なしで、高速なインターネットを楽しめます。

ドコモ光の申し込みは「ドコモショップ」「ドコモオンラインショップ」のほか、So-net for ドコモ光 のような「インターネット代理店」からできます。

So-net for ドコモ光 を申し込むと、ドコモ公式キャンペーンに加えて、So-Netポイントをもらえます。

2018年2月現在、ドコモ公式キャンペーンでは、「工事費無料」「dポイントプレゼント(5000~20000ポイント)」キャンペーンが開催されています。

ドコモ光は他の光インターネットサービスと比較するとキャッシュバックは少ないですが、携帯端末を含めた家庭の通信費総額を安くできるという大きなメリットがあります。

ドコモから他社へ乗り換えたらさらに安くなる?

4人家族が全員がドコモの「docomo with」の最も安い機種へ機種変更すると、一人当たりの月額料金は3,300円、3年目以降は月額2400円程度になります。

他社へ乗り換えると、これらより安くなるのでしょうか?

結論からいうと、乗り換えキャンペーンを利用してドコモからソフトバンクへ乗り換えたほうが圧倒的に安くなります。乗り換えたときの月額料金が1,000円以下になります。

月額料金を1,000円以下となりますが、「5分かけ放題」「データ通信容量1GB」がついており、機種代金込みの料金です。

ドコモのようにシェアパックで無理やり安くするのではなく、1台だけの契約でもOKです。

通話時間無制限のかけ放題にしたければ、プラス1080円で契約できます。

詳しくは以下の記事を参照ください

ソフトバンクのスマホデビュー割で節約できるのか?

まとめ

ドコモの料金が高い理由は、月額料金に機種代金が上乗せされているからです。

ドコモの料金を安くするには、docomo with対象機種へ機種変更する方法があります。ドコモのスマホを最低料金で維持するには、docomo withの最も安い対象機種「MONO MO-01K」へ機種変更して2年以上使いましょう。

docomo withにより、従来より安くなったとはいえ、他社へ乗り換えたほうが圧倒的に安いです。

詳しくは以下の記事を参照ください

ソフトバンクのスマホデビュー割で節約できるのか?