2017/2/15

auひかりの契約、解約、割引特典、キャッシュバックまとめ

2016年2月、auひかりに乗り換える前は2年間WiMAXを使っていました。WiMAXの遅さに慣れていたせいか、auひかりの回線速度には全く不満がなく、いまのところ大満足です。

auひかりの他には、ADSLやフレッツ光、BBIQなどの候補はあったのですが、最終的にauひかりを選択しました。auひかりを選んだ理由は、「料金が安い」「特典や割引が多い」「人気があり評判がいい」などです。

実際にauひかりを申し込む前に月額料金や割引、キャッシュバックについて調べたのですが、わかりやすいホームページがありませんでした。

この記事ではauひかりの申し込みから開通までの注意点や、キャッシュバックや割引特典についてまとめました。

目次

1. auひかりの概要と特徴
2. auひかりの料金プラン
3. auひかりの申し込みから使用開始まで
4. auひかり解約時の注意点
5. auひかりの割引特典やキャッシュバック
6. auひかりまとめ

auひかりの概要と特徴

auひかりは光ファイバーを用いたauのインターネットサービスです。インターネットサービスのほか、IP電話サービスや、ビデオオンデマンド（VOD）サービスを提供しています。

auひかりの通信速度が最大1Gbpsなので、動画やネットショッピングが快適に楽しめます。

「auひかり」と「auスマホ」をセットで利用するとスマホの利用料金がお得になります。

auひかりは、「光ファイバーサービス利用料」「プロバイダサービス利用料」「機器レンタル料」がセットになったシンプルな料金体系となっており、月額費用が分かりやすくなっています。

auひかりを新規または乗り換えで申し込むと、高額なキャッシュバックを受け取ることができます。また、利用料金の割引を受けることができる場合があります

auひかりを申し込むと、2週間～2か月後に回線を引くための工事があります。基本的に、工事中は立ち合いが必要です。工事完了後に設定をして、すぐに利用開始できます。

☆auスマートバリューの割引がある

auひかりを契約したときに、auのスマホやガラケーを契約していて、データ定額サービスを利用しているときは、1台あたり毎月最大で2,000円の割引を受けられます。

最大2000円の割引を受けるには、「データ定額10GB(8,000円」）以上の契約が必要です。また、割引を受けられる期間は最長2年間です。2年経過後の割引は、934円になります。

おもなデータ定額プランに対するauスマートバリューの割引額は下記のとおりです。

なお、auスマートバリューを申し込むには、ひかり電話のオプション(月額500円）の加入が必要です。

auひかり回線を使っている世帯の同居家族であればそれぞれ割引を受けられます。50歳以上であれば別居でもスマートバリューの割引を受けられます。

たとえば「データ定額30GB」のプランで4人家族なら毎月合計最大8000円の割引を受けられるということになります。

au公式ホームページでは、auスマートバリュー割引額のみ強調し、実際の支払総額を記載していません。割引適用後のデータ定額料金を下表にまとめてみました。

データ定額の大きいプランほど割引が大きくなりますが、総支払額も高額になります。割引が大きくなっても支払が増えては意味がありません。

割引額にまどわされずに、ご自身の使用状況に合った料金プランを選択することが大切です。

☆auひかりの回線速度、安定性

auひかりを契約する前はWiMAXを使用していたので非常に速く快適です。スマホの速度計測アプリでは、上限の50Mbpsです。時間帯にもよりますが100MB程度のデータをダウンロードするときは、20秒くらいで終わります。

ADSLはNTT交換局からの線路長が2km以上離れると、著しく速度が落ちるといわれています。私の自宅はNTT交換局からの線路長が5kmあったため、選択肢から外しました。

現状所有しているパソコンや無線LAN設備がauひかりの回線速度に追いつかない状況だと思います。

私の住む地域は熊本地震の被災地に隣接していますが、震災の混乱時も接続が途切れることはありませんでした。auひかりの接続は非常に安定しているといえます。

auひかりを導入して約8か月になります。常時8台前後のパソコン、プリンター、スマホを無線LAN経由で接続しています。1度だけ、特定のスマホが接続エラーになったことがありました。このときは、ホームゲートウェイを再起動させることにより、復帰しました。

auひかりの料金プラン

auひかりの料金プランは大きく分けて「ホーム(戸建）」と「マンション」に分けられ、利用料金が異なります。

☆auひかりホーム(戸建）月額費用

auひかりの料金は「光ファイバーサービス利用料」「プロバイダサービス利用料」「機器レンタル料」がセットになったシンプルな料金体系となっており、月額費用が分かりやすくなっています。

auひかりの料金プランは、3年契約の「ずっとギガ得プラン」、2年契約の「ギガ得プラン」、契約期間のない「標準プラン」に分けられます。

3年契約の「ずっとギガ得プラン」には、大きなキャッシュバックや割引が受けられます。3年間の月額費用は以下のようになります。

この月額料金のほかに、初期費用として登録料3,000円(税抜）が請求されます。

なお、戸建て向け回線工事費は37,500円です。回線工事費用は毎月1,250円×30回で請求されます。新規加入の場合、割引特典が適用され、回線工事費を上回る割引やキャッシュバックがあります。

auスマートバリューをつけるには、auひかり電話サービス(500円）を追加してください。auひかり電話サービスをつけたほうが、トータルで安くなります。

☆auひかりマンション月額費用

auひかり代表的な提供タイプ（タイプV16契約以上）の利用料金は、以下の通りです。

マンション向け回線工事費は30,000円です。回線工事費用は毎月1,250円×24回で請求されます。新規加入の場合、割引特典が適用され、回線工事費を上回る割引やキャッシュバックがあります。

auひかりの申し込みから使用開始まで

私は2016年1月にインターネットでauひかりを申し込みました。履歴は以下の通りです

• 1/12・・・WEB申し込み
• 1/13・・・申し込み受付確認
• 1/15・・・工事日の確認連絡あり(2/1)を指定
• 1/25・・・インターネット接続機器の到着
• 2/1・・・・午前中に回線工事、夜に利用開始

auホームページによると、1戸建の場合は申し込んでから開通するまで1か月～2か月かかると記載されています。私が申し込んだ時期は注文が少なかったのでしょうか。申し込んでから1か月かからずに開通しました

auひかりを申し込むと、工事予定日調整の確認電話があります。1/25くらいから工事可能ということだったので、2/1を指定しました。土日の工事は別途費用を請求されます。

利用料金月末締めで計算されますが、開通月は日割りされず無料になります。工事完了日が開通日となってしまうため、初月無料の特典を最大限に生かすには月初めの開通がもっともお得と考えます。

工事の1週間ほど前にホームゲートウェイとONUが送られてきます。工事完了後に配線を接続すればすぐに使えます。

auひかりのホームゲートウェイの無線LAN機能を使うには毎月プラス540円発生します。3年契約だと19,200円になってしまうため、長い目で見ると、別途無線LAN機器を導入したほうが安くなりそうです。

私はauひかりのホームゲートウェイの無線LANオプションに加入せず、無線ルーターをホームゲートウェイに接続し、アクセスポイントとして使用しています。

auひかり解約時の注意点

auひかりは、インターネットか電話で解約手続きができます。

インターネットで解約するときは「auお客様サポート」にログインして「契約の確認・変更」 「契約内容を確認/変更する」 のページで解約の申し込みをします。

電話で解約するときは、KDDIお客さまセンター⇒フリーコール：0077－777（無料）へ電話してオペレーターへ解約の意思を伝えます。

auひかり解約時の契約解除料

auひかりホームの「ずっとギガ得プラン」は3年契約です。契約期間が満了すると、自動更新されます。

auひかりの定期契約期間中に解約すると契約解除料15,000円(税抜）が請求されます。契約解除料の請求を回避するには、契約更新期間の2か月間に解約申し出をしなければなりません。

解約のタイミングを逃しやすいので十分に注意する必要がありますが、解約時に必ず契約解除料が発生するわけではありませんので、計画的に他社への乗り換えなど計画すれば大丈夫です。

auひかりマンションは、定期契約ではありませんので、契約解除料は発生しません。24か月以内に解約すると、回線工事費用の残額を請求されます。

レンタル機器の返却

auひかりを解約するときは、レンタル機器の返却が必要です。auひかりでは、解約時にKDDIから着払い伝票が送られてきますので、機器を梱包して宅配業者に引き取りに来てもらえば、返却手続きが完了します

例えば、ソフトバンク光では、レンタル機器の返却費用は、利用者が負担します。また、伝票を記入や梱包などの手間がかかるため、auひかりは良心的といえます

引越し(転居）による解約

引越しをするときは基本的に現在のauひかり回線を解約⇒転居先で新規契約の手続き流れになります。

ただし、同一プロバイダを契約すときは契約解除料や回線工事費の残額は負担しなくてよい場合があります。

auひかりのプロバイダのひとつである「So-net」は引越し先でそのままauひかりを利用するときは契約解除料がかからず、回線工事費の残額をキャッシュバックしています。さらに条件をみたせば新規契約時の割引特典が継続されます。

引越しにより不利益をうけることがないので安心です。

auひかりの割引特典やキャッシュバック

auひかりの申し込み方法は、インターネット、電話、auショップ、家電量販店で申し込むことができます。このなかでキャッシュバックなどの特典を受け取りやすいのは、インターネットによる申し込みとなります。

例えば「So-net」はキャッシュバックと、毎月の利用料金からの割引があります。

キャッシュバック特典の大きいほうがかならずしも有利とは限りません。キャッシュバックと月額利用料の割引を考慮して、2年または3年間の支払総額で比較して検討する必要があります。

キャッシュバックを受け取るには指定された時期に「受け取り手続き」をしなければなりません。

なぜキャッシュバックを受け取るためにわざわざ「受け取り手続き」をさせるのかというと、キャッシュバックを支払いたくないからです。

キャッシュバック特典がある場合は、受け取り方法を確認し、「受け取り手続き」が複雑なものであれば、避けたほうが無難です。

So-net(ソネット株式会社)のキャッシュバック特典

【So-net 光 (auひかり)】 はインターネット接続プロバイダサービス、光コラボ、モバイルなどの通信サービスを提供するソニー系列の大企業です。有名な大手企業の安心感があります

2017年2月時点で、「キャッシュバック35,000円」のキャッシュバックキャンペーンを実施中です。

なお、「キャッシュバック35,000円」または「月額大幅割引」から選ぶことができます。支払総額で比較すると、「キャッシュバック35,000円」のほうが約13,000円お得になります。

auひかりホーム(戸建)は「キャッシュバック35,000円」に加えて、23か月間、利用料金が3,200円(税抜）になります。

auひかりホーム(戸建)の毎月の支払額をまとめると以下のようになります。

auひかりマンションコースは「キャッシュバック35,000円」に加えて、24か月間、利用料金が月額2,550円になります

auひかりマンションコースの毎月の支払額をまとめると以下のようになります。

キャッシュバックの受け取り時期は開通から12か月後になります。申込みから11か月後の「受け取り手続き」を忘れないようにしてください。

So-net＋auひかりの申し込み方法

So-net(ソネット株式会社)のキャッシュバックおよび割引特典を受け取るには、So-netのキャンペーン専用ページからauひかりを申し込む必要があります。

☆step①：【So-net 光 (auひかり)】 の申し込みページに移動

☆step②：特典内容を確認し「お申込みはこちら」をクリック。⇒ページの下に飛ぶので「申し込む」をクリック

※auひかりホームとマンションのキャンペーンページは別になっています。auひかりマンションの特典内容を確認するには、「マンションもおトク！」をクリックしてください。

☆step③：「利用場所のタイプ」、「キャンペーン」「料金プラン」を選択して、「次へ」をクリック。

☆step④：「キャッシュバック金額」「割引金額」「月額料金」を確認してください。※「月額料金」には回線工事費分割払い分 (1,250円×30カ月) が含まれていませんので注意してください。

☆step⑤：氏名住所などの個人情報の入力、IDパスワード登録、支払い情報の登録をして「申し込み完了」をクリック

auひかりまとめ

So-netでauひかりを申込むことにより、キャッシュバックや月額割引を受けられ、通信費の節約につながります。

とくに、マンションタイプは、解約時の違約金が発生せず、契約年数が短いため、乗り換えしやすいかと思います。

同じインターネット接続サービスを長期間使うよりも、2年～3年ごとにインターネット接続サービスを乗り換えたほうが、キャッシュバック特典を受け取れるため、お得です。

auひかりの乗り換えには多少の手間がかかりますが、少しの手間で数万円の経費節約になるため、ぜひチャレンジしてください。