誰にでもできる!節約ブログ!

収入が少なくても豊かな生活をしたい。誰にでも実践できるお得な情報を発信します

「0570」から始まるナビダイヤルの通話料を節約する方法

「0570」から始まるナビダイヤルの通話料を節約する方法

※本記事は2016年7月公開時の内容を、2026年6月時点の最新情報(税込表記、楽天Link/ahamo等のかけ放題対象外問題、ねんきんダイヤルのナビダイヤル化、公衆電話料金改定等)に合わせて加筆修正しました。

「0570」から始まる電話番号は、ナビダイヤルと呼ばれ、フリーダイヤルと同様、様々な企業の問い合わせ先で使用されています。旅行会社やチケットの電話予約では必ず使われているサービスです。

この「0570」から始まる番号に携帯から掛けると高額な通話料を請求されます。

携帯やスマホの通話定額プランであっても「0570」にかけると容赦なく通話料を課金されてしまうので、注意が必要です。

利用者にとってはなんのメリットもないような「0570」なので、なるべく掛けないようにすることが一番です。しかし問い合わせ先の番号が「0570」しか存在しない企業もあります。

この記事では「0570」から始まる電話番号のしくみと、通話料を節約する方法を説明します。

もくじ

  1. 「0570」から始まるナビダイヤルの概要
  2. ナビダイヤルがかけ放題対象外という社会問題
  3. 「0570」への通話料を節約する方法
  4. 「0570」まとめ

「0570」から始まるナビダイヤルの概要

「0570」から始まる電話番号はナビダイヤルと呼ばれ、NTTコミュニケーションズがサービスを提供しています(同社は2022年にNTTドコモ傘下に入り、2025年7月にNTTドコモビジネスへ統合されました)。

「0120」のフリーダイヤルは通話料を着信側が負担しますが、「0570」のナビダイヤルは通話料を発信者が負担します。

問い合わせ先として「0570」から始まるナビダイヤルを利用している団体は次のようなものがあります(2026年時点)。

  1. ヤマト運輸・・・「0570」と通常番号の併用
  2. JAL、ANA・・・「0570」と通常番号の併用
  3. 国税庁e-Tax・・・「0570」と通常番号の併用
  4. 日本年金機構(ねんきんダイヤル)・・・2021年4月から「0570」のみに変更され、利用者の負担増として社会問題化
  5. JTB・・・「0570」のみ
  6. ローソンチケット、チケットぴあ・・・「0570」のみ
  7. 家電量販店・通販各社のカスタマーサポート・・・多くが「0570」のみ

「0570」の通話料

「0570」から始まる番号は、フリーダイヤルと違い、通話料は発信者が負担します。

通話料は距離や通信手段、時間帯等の条件によって異なります。なお、2021年4月の総額表示義務化により、現在は税込での表示が原則となっています。

固定電話から「0570」へ発信する場合は、固定電話間の通話料金に準じて課金されます。例えば、区域内であれば3分9.35円(税込)、20km~60kmであれば3分33円(税込)となります。

携帯電話・スマホから「0570」へ発信する場合、現在の主流は20秒ごとに11円(税込)です。1分で33円、3分で99円程度となります。

たとえば、休日に「ローソンチケット」のチケット予約へ発信した場合、携帯電話からは20秒で11円の通話料が発生します。

「0570」へかけるとまず通話料金についてのアナウンスが流れますので、事前に料金の確認をすることができます。

「0570」はいたずら電話に強い

携帯電話の通話定額プランであっても「0570」へかけると通話料が発生するので、違和感を感じる人は多いのではないでしょうか。

利用者にとってなんのメリットもないような「0570」ですが、企業側にとってはメリットがあるようです。

企業側にとっては、いたずら目的や悪意を持ったクレーマーからの電話を防止できるというメリットがあります。わざわざ通話料を払ってまでいたずら電話をかける人はいないと思います。

いたずら電話が少なくなることにより、本来の目的で電話を掛けたいときにオペレーターにつながりやすいという点では利用者にもメリットがあるのかもしれません。

アナウンス等の待ち時間でも通話料が発生する。

「0570」へかけると次のようなアナウンスが流れます

「ナビダイヤルでおつなぎします」「この通話は20秒ごとに、およそ11円の通話料金でご利用いただけます」「担当者におつなぎしますので、しばらくお待ちください。なお、この通話は電話応対の品質向上とお問い合わせ内容の確認ため録音しております。ご了承ください」

このようなアナウンスを聞いている時間や、オペレーターへ接続するための待ち時間も通話料が発生します。

会社によっては数分待たされる場合があります。携帯から「0570」へ発信してオペレーターへ接続するまでに5分待ったと仮定すると、それだけで165円(税込)の通話料が発生することになります。

ナビダイヤルがかけ放題対象外という社会問題

2020年代に入り、ahamo・povo・LINEMO等の格安プランが普及するとともに、携帯各社の「かけ放題」プランで「0570」が対象外であることが大きな社会問題として注目されるようになりました。

特に2021年4月、日本年金機構の「ねんきんダイヤル」がナビダイヤル化されたことをきっかけに、利用者からの不満が噴出し、2021年から2022年にかけて国会でも質疑が行われました。

「公的機関への問い合わせに通話料負担を強いるのはおかしい」「年金受給者の高齢者にとって負担が大きすぎる」といった声が上がりましたが、現時点でも抜本的な見直しには至っていません。

また、楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリでは「0570」に発信できない仕様となっており、楽天Linkで発信した場合は標準の電話アプリにリダイレクトされ、有料通話となります。同様に、povo・LINEMOの24時間かけ放題オプションでも「0570」は対象外です。

つまり、月額数千円のかけ放題プランを契約していても、「0570」だけは別途課金されるという仕組みは、2026年現在も変わっていません。

「0570」への通話料を節約する方法

基本的に「0570」への通話をしないことが一番の節約となります。したがって、「0570」以外の連絡手段を探しましょう。

併記の通常電話番号へ電話をかける

良心的な会社は「0570」と通常の固定回線の電話番号を併記しています。携帯やスマホのかけ放題プランを契約しているときは、通常の固定回線番号へかけるようにしましょう。

企業の公式サイトに表示されている番号が「0570」のみであっても、ネット検索すると過去に公開されていた一般番号が見つかるケースがあります。ただし、現在は受付終了している可能性もあるので注意が必要です。

問い合わせフォーム・チャットボットを使う

不明点を問い合わせるときに、電話をかけたほうが早いと思われるかもしれませんが、電話では客観的な状況が伝わりにくいという欠点があります。

問い合わせフォームを使うと、もれなく情報を伝えることができるので、解決が早くなることがあります。

問い合わせフォームに自身の連絡先を記載しておけば、問い合わせ先の担当者から着信がありますので、電話で問い合わせ内容を補足すると、より問題解決が早くなり、双方にとってメリットがあると思います。

近年はAIチャットボットを導入する企業も増えています。簡単な質問であれば、24時間対応のチャットボットで即座に解決できる場合が多くなっています。

LINE公式アカウント・X (旧Twitter) DMを使う

2026年現在、多くの企業がLINE公式アカウントを開設して問い合わせ窓口として運用しています。LINEのトークで質問を送ると、オペレーターまたはチャットボットが回答してくれるため、通話料はもちろん発生しません。

また、X (旧Twitter) のDMでも問い合わせを受け付けている企業が増えています。航空会社、鉄道会社、家電メーカー、通信キャリアなど、SNS窓口を活用するのも有効です。

記録が残るのもメリットで、後日「言った言わない」のトラブル防止にも役立ちます。

ネット予約システムを使う

ホテルやチケットの予約はWEB上のネット予約受付システムを利用しましょう。これまで電話予約を利用していたのであれば、ネット予約に切り替えることで、よけいな通話料を節約できます。

公衆電話を使う(限定的)

自宅に固定電話がないときは、携帯から「0570」へかけることになります。前述したように携帯から「0570」へかけると割高になります。

公衆電話から「0570」へかけるときは、固定回線と同じ料金になります。テレホンカードを使うこともできます。

ただし、2021年10月の料金改定により公衆電話の通話料は値上げされ(市内通話は3分10円から90秒10円へ)、また公衆電話の設置台数は2024年時点で全国約9万台まで激減しています。最寄りの公衆電話を探す手間を考えると、現実的な選択肢とは言い難くなっています。

公衆電話は災害時の通信手段として残されている側面が強く、日常的な節約手段としての価値は低下しました。前述したLINE公式アカウントやチャットボットを優先的に活用するほうが現実的です。

「0570」まとめ

「0570」への電話はできるかぎり避け、固定回線の併記番号や、ネット上の問い合わせサービス、LINE公式アカウント、AIチャットボットなどを優先的に利用しましょう。

2026年現在も携帯各社のかけ放題プラン(ahamo・povo・LINEMO・楽天Link等)では「0570」が対象外であり、月額数千円のかけ放題を契約していても別途課金されます。特に楽天Linkでは「0570」に発信できないため、誤って標準電話アプリに切り替わって課金されないよう注意が必要です。

日本年金機構の「ねんきんダイヤル」のナビダイヤル化は国会でも議論されましたが、いまだ抜本的な見直しには至っていません。利用者として「0570」以外の連絡手段を選ぶ意識を持つことが、結果的に通話料の節約につながります。

個人的には、一刻も早く「0570」のかけ放題対象化、あるいは廃止が進むことを願っています。