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セキスイハイムの間取り設計

セキスイハイムの間取り設計

注文住宅を検討するうえで必要なな間取りの設計

間取りが決まらなければ、正確な見積もりができません。

間取りをおろそかにして見積もりをあいまいにしたまま契約すると、間取りを変更する際に追加料金が発生する恐れがあります。

この記事では、間取り作成時に工夫したことと、セキスイハイムの間取り設計時の注意点を記載します。

もくじ

  1. 間取り完成までの流れ
  2. 間取り作成時に工夫したこと
  3. セキスイハウスの間取り設計ルール
  4. セキスイハイムの間取り設計で苦労したこと
  5. 最終図面

間取り完成までの流れ

間取りを作る際には、実際の生活をイメージしながら部屋や物を配置していきますが、自分が納得する間取りを完成させるにはとても時間がかかります。

ハウスメーカーに間取りを依頼し、完成するまでの流れは以下のようになります。

  1. 間取りの希望をハウスメーカーに伝える。
  2. ハウスメーカーが間取りの提案
  3. 修正してほしい箇所を伝える。
  4. ハウスメーカーが修正
  5. 最終間取り決定

1回の修正で納得できる間取りが完成することはありません。私の場合、細かい修正を含めると、10回以上修正しました。

契約後の修正もあったため、追加料金も発生しました。できれば契約前に間取りを完成させたいところです。

ただし、いくら考え抜いた間取りであっても、時間がたつと変えたい部分が出てきます。考え出すときりがありません。

コンセントの位置や、照明の位置は、変更しても追加料金は発生しませんので、あとで決めても構いません

間取り作成時に工夫したこと

最初に希望の間取りを伝えるときや、間取り修正を依頼するときに、自分の意思が相手に伝わらず、思い通りの間取りにしてもらえず、修正を繰り返すことがあります。

そのようなコミュニケーションエラーを減らすため、自分で間取りを設計することをおすすめします。

私は「せっけい倶楽部」というフリーソフトをダウンロードして、自分で間取りを作成しました。

自分で間取りを作成しても、構造的にできない間取りとなっていることが多く、その場合はメーカーの設計者にアレンジしてもらいます。

間取りを決めるときは、こういった間取り設計ツールを使用することをおすすめします。

複数のハウスメーカーを検討しているならば、それぞれのハウスメーカーで間取りの打ち合わせをしなければなりません。

自分で間取りを作成していれば、希望の間取りを簡潔に伝えることができ、打ち合わせの時間を短縮できます。

間取りを修正したいときも、自分で修正した間取り図を見せれば、確実に自分の意図を伝えることができ、修正の回数を減らすことができます。

間取りソフトで作成した間取り

自分で作成した間取り

間取り作成時に工夫したこと2

自分で間取りを作成しても、構造上の制約のため希望通りの間取りにできないことがあります。

そんなときは、ハウスメーカーの設計者が間取りをアレンジしてくれますが、意図しないアレンジをされることがあります。

そこで私は、間取りに対する希望をまとめました。

例えば、「リビングの生活感をなくすために、リビングの近くに収納スペースを設けて、日用品を置けるようにしたい。」とか「トイレに大きめの洗面を置きたい」とか「玄関に土間収納が欲しい」などです。

間取りに対する希望をまとめていたほうが、ハウスメーカーの設計者は間取りを設計しやすいはずです。

セキスイハイムの間取り設計ルール

自分で間取りを作るときにハウスメーカーの設計ルールを把握しなければなりません。

私が考えるセキスイハイムの間取り設計手順は次の通りです。

  1. 間取りを考える。
  2. ユニットサイズを決める
  3. ユニットの制限を考慮して間取りを調整する。
  4. 窓、ガラリ、給気用ダクトなどを配置
  5. 気に入らなければ1に戻って再検討

セキスイハイムはユニット工法という技術を使っているため、他社と比較すると制限が多いようです。

ユニットのサイズは複数種類があり、ユニットを複数個組み合わせて構造体を作ります。

各ユニットの接続部には支柱があるため、注意してユニットを配置しないと部屋の中に柱ができたり、好きな場所に窓を設置したりできません。

こういった制限を考えながら間取りを作るのはとてつもない時間がかかります。

セキスイハイムの間取設計で苦労したこと

柱の移動ができない。

セキスイハイムはユニット工法のため、ユニット連結部に柱が必ず現れます。

柱が邪魔にならないようにユニットの配置を考えたり、ユニット連結部を壁になるよう工夫できればいいのですが、いろいろな制限があり、妥協せざるを得ないことが多いです。

我が家はリビングにポツンと柱が存在します。この柱が生活の邪魔になるんではないかと心配しています。

玄関扉の自由度がない。

セキスイハイムの玄関を5.6m×2.3mユニットの短辺側に配置しようとしました。玄関ドアの幅は1mくらいなのですが、なぜか玄関扉はユニットの中心にしか配置できず、横にずらすことができません。

玄関の扉を中心からずらすことができなかったため、シューズクローゼットの設置をあきらめ、奥行きの少ない靴収納になりました。

1階から2階へ給気ダクトの立ち上げで1階が狭くなる。

セキスイハイムで契約する人のほとんどは、快適エアリーのオプションをつけると思います。快適エアリーをつけると、自動的に第一種換気がついてきます。

第一種換気は、給気用のダクトを1階床下から2階床下へ立ち上げなければなりません。ところがその吸気用ダクトの立ち上げは、給気ガラリを配置したユニット内で立ち上げなければならないというルールがあります。給気用ダクトは直径10cmくらいあり、壁の中を這わせます。

給気ダクトの入った壁は厚くしなければならず、1階の部屋が狭くなります。

快適エアリーのガラリが邪魔になる。

我が家の快適エアリーは4KWのエアコンがついています。このシステムでは、1階に冷暖房の吹き出し口となるガラリが6個、床下暖房の吹き出しガラリが4個、冷暖房用の吸気ガラリが3個、第一種換気用の吸気ガラリが2個、そして玄関と洗面所に1個づつの合計17個のガラリを配置しなければなりません。

ガラリの上には空間が必要なため、家具などを絶対に置かない場所に配置しなければなりません。

また、吹き出し用のガラリと、吸気用のガラリを隣接させると、吹き出した空気が部屋を循環しないため、ある程度距離を置く必要があります。

ガラリの配置をセキスイハイムの設計者にまかせると、あとで後悔すると思います。自分で決めたほうがいいです。

最終図面

以下は、何回も修正してもらった最終図面です。

1F

1階図面

2F

2階図面