最低維持費は159円!ソフトバンクのガラケーのりかえ割で通信料金を節約
ガラケーのりかえ割キャンペーンは終了
ガラケーのりかえ割のキャンペーンは2016年12月20日をもって終了しました。よく電話をかける人にとってはお得なキャンペーンだったので、とても残念です。
ソフトバンクのガラケーは3Gケータイから4Gケータイへ移行しました。ソフトバンクのガラケーを安く維持するには下記の記事を参照ください。
この記事はしばらく消しませんので過去の記事として参考にしてください。
ガラケーのりかえ割の維持費は毎月159円または1,479円
2016年4月から大手キャリアのキャッシュバック規制などで、スマホの維持費が大幅に増加しました。iPhone7をMNPで契約した場合の最低維持費は割引なしで毎月7,000以上円の出費となります。家族がいたらその人数分の費用がかかります。
今は、大手キャリアのスマホにのりかえる時期ではありません。かといって機種変更はもっとも損をする選択といえます。いまスマホやガラケーの機種変更を考えている人がいれば、ガラケーを検討しましょう。ガラケーであればお得といえる料金プランを選べるからです。
通話の多い人は、ソフトバンクの通話定額プランがおすすめです。ガラケーのりかえ割のキャンペーンを利用すると、毎月の維持費を159円または1,479円に抑えることができるからです。
ソフトバンクガラケーの料金プラン
ソフトバンクガラケー(3Gケータイ)の料金プランは、「スマ放題」か、「ホワイトプラン」の2択です。ソフトバンクのガラケーのりかえ割を適用させるためには、「スマ放題」の契約が必要となります。
ソフトバンクガラケーのスマ放題は、通常料金月額2,376円(税込)で24時間すべて国内通話に対して無料で利用できます。ガラケーのりかえ割を適用させると毎月に維持費は機種代金込みで月額1,479円(税込)となります。
そしてソフトバンクのガラケー端末を一括購入すると、毎月の維持費は159円になります。
ソフトバンクガラケーのホワイトプランは、月額1,008円(税込)でソフトバンクの携帯あての通話が一部無料ですが、通常は20円/30秒の通話料金がかかります。ホワイトプランは通話料が高額となるため、待ち受け専用のプランと考えましょう。ソフトバンクガラケーのホワイトプランには割引がないためおすすめしません。
ソフトバンクのガラケーのりかえ割は、他社の従来型携帯電話(いわゆる「ガラケー」)からソフトバンクケータイにのりかえ(MNP)すると、通常2,376円/月の通話し放題プランが3年間1,479円/月で利用できるキャンペーンです。24時間すべての国内通話が無料となります。
なお、2016年11月からソフトバンクケータイ向け新料金プランの「スマ放題ライト」が新設されています。しかし「スマ放題ライト」は4Gケータイ(ガラホ)向けの料金プランであって、ガラケーのりかえ割は適用されません。
ソフトバンクガラケーのりかえ割の維持費内訳
ソフトバンクのガラケーのりかえ割を適用したときの維持費内訳(税込)は以下の通りです。ソフトバンクのガラケー本体を分割購入したときと一括購入したときの利用料金を記載しています。
分割購入 | 一括購入 | |
---|---|---|
基本料金 | 1479 | 1479 |
端末代金 | 1320 | |
月月割 | -1320 | -1320 |
合計 | 1479 | 159 |
ソフトバンクのガラケーのりかえ割を適用するときは、一括購入か、分割購入を選択できます。
ソフトバンクのガラケー本体を分割購入すると、機種代込みで毎月の支払額は1,479円(税込)になります。
ソフトバンクのガラケー本体を一括購入すると、端末代金の1,320円/月がなくなり、月月割の1,320円/月はそのまま残りますので、毎月の支払額は159円(税込)になります。
ソフトバンクのガラケーのりかえ割を適用すると、ユニバーサルサービス料を除いた月額料金の合計は1,479円(税込)となります。通常のスマ放題は2年契約ですが、ソフトバンクのガラケーのりかえ割を適用させると3年契約となります。3年間の合計金額は53,244円(税込)となります。
ソフトバンクガラケーのりかえ割の適用条件
ソフトバンクモバイルのホームページに掲載されている情報によると、ガラケーのりかえ割の適用要件は
「ドコモケータイ、auケータイまたはワイモバイルPHSから、ソフトバンクケータイ(3G ケータイ、4G ケータイ、AQUOS ケータイ)のご購入をともなうのりかえ(MNP)または番号移行にて新規ご加入いただき、同時に本キャンペーンに申し込むこと」
となっています。
ソフトバンクのガラケーのりかえ割の適用要件をまとめると、次のようになります。
- 他キャリアからのMNPによること
- MNP転出元でガラケーを使用していること
- のりかえ対象機種はソフトバンクの3Gケータイであること
他キャリアからのMNPによること
他キャリアとは「ドコモ、auまたはワイモバイルPHS」とされています。それ以外の格安SIMからのMNPについては記載がありません。ソフトバンクショップに確認したところ、厳密にいうと上記以外のキャリアではガラケーのりかえ割の適用はできないが、適用できる場合もあるとのこと。つまり個別対応になるそうです。
厳密にいうと、MNP予約番号の先頭2桁で転出元の判断をしているようです。MNP予約番号の先頭2桁は転出元のキャリアの種類を示しています。ドコモは11、auは12、ソフトバンクは13です。そして、ドコモ系格安SIM(DMMモバイル、楽天モバイルなど)の先頭2桁はドコモと同じ「11」となります。
したがって、転出元がドコモ系格安SIMであっても、ガラケーのりかえ割が適用できる可能性が高いということになります。
MNP転出元でガラケーを使用していること
ソフトバンクのガラケーのりかえ割を適用させるには、転出元でガラケーを使用していることが条件の一つとなります。つまり転出元でスマートフォンを使っていれば、ソフトバンクのガラケーのりかえ割が適用されません。
転出元のガラケーについて対象機種は公表されていません。ソフトバンクのガラケーのりかえ割における「ガラケー」の定義はとてもあいまいです。
どのようにして転出元でガラケーを使用していたことを確認するのでしょうか?ソフトバンクのQ&Aには次のように記載されています。
「ガラケーのりかえ割」のお申し込み時に、ソフトバンクショップにてご利用されていた他社の機種を確認させていただきます。
つまり、他社の機種を目視で確認するということです。目視でなにを確認するのでしょうか?ソフトバンクの店員に確認したところ、他社の機種を確認する際のガイドラインは設けられていませんでした。「ガラケーの現物確認をした」かどうかの証拠も残さないようです。
インターネットの情報によると、実態として、転出元のガラケーの目視確認だけで済んだという事例が多いようです。ガラケーの現物確認の際にソフトバンクショップに持ち込んだガラケー機種に電話をかけて実際に使えるかどうかといった、厳密な確認は行われていないようです。
つまり、実態としてソフトバンクによる転出元ガラケー本体の現物確認は行われず、完全な自己申告によると言えそうです。したがって転出元で使用していた機種が一般的なガラケーであればまず100%ガラケーのりかえ割が適用されるといえます。
転出元でガラケーを使っていたかどうか、ソフトバンクショップの現物確認に対する審査がゆるいとなると、転出元でスマホを使用していたのに、ガラケーを使っていたと偽って不当に「ガラケーのりかえ割」を適用させる人がいるかもしれません。
不正な手段でソフトバンクの「ガラケーのりかえ割」を適用させたとしても、今のところその不正を防止する対策はないようです。いったんソフトバンクショップの審査を通過すると、その後、不正が発覚して契約解除となる事例も発生していないとのことでした。
通信販売であれば、転出元ガラケーの現物確認すら行われないようです。
☆ガラケーのりかえ割対象機種はソフトバンクの3Gケータイであること
ガラケーのりかえ割の対象機種はソフトバンクのガラケー(3G ケータイ)となります。ソフトバンクのガラケー(3Gケータイ)は機種はあまり選択肢がありません。カタログ上は以下の機種が該当しますが、在庫が豊富な機種はパナソニック製 COLOR LIFE 5 WATERPROOFだけのようです。
- パナソニック製 COLOR LIFE 5 WATERPROOF
- シャープ製 THE PREMIUM 10 WATERPROOF 301SH
- シャープ製 PANTONE WATERPROOF 202SH
- シャープ製 かんたん携帯8
ソフトバンクガラケーの機種代金は47,520円(税込)で統一されています。月月割は機種代金を36か月で割った金額となるため、すべての機種で実質0円で購入できます。
なお、以下の機種は4Gケータイに分類されるため、「ガラケーのりかえ割」の対象外になっています。- シャープ製 AQUOS ケータイ2
- 京セラ製 DIGNO ケータイ
- シャープ製 かんたん携帯9
ソフトバンクガラケーのりかえ割の契約期間
一般的な大手キャリアの長期契約割引は2年間です。契約開始から2年後の契約満了月以外に解約や他社へ乗り換えをすると約10,260円の契約解除料が請求されます。
ソフトバンクのガラケーのりかえ割のキャンペーンを適用するときの契約期間は3年間になります。契約開始から3年後の契約満了月に以外に解約すると契約解除料がかかります。契約満了月に解約または転出しなければ、自動更新され、2年契約となります。自動更新後は、ソフトバンクのガラケーのりかえ割は消滅し、通常のスマ放題の料金(2,376円/月)となります。
ソフトバンクガラケーのりかえ割の申し込み方法
ソフトバンクのガラケーのりかえ割はソフトバンクオンラインショップで申し込みを受け付けていません。ソフトバンクオンラインショップで申し込むと正規の「スマ放題」料金になってしまいます。
ガラケーのりかえ割を申し込むときは、最寄りのソフトバンクショップの窓口に行くか、ソフトバンクケータイの通販を行っている【おとくケータイ.net】
を利用しましょう。
通販に特化した販売店は対面販売よりも人件費がかからないため、窓口にほる販売店よりキャッシュバックが多くなる可能性があります。
メールやLINE、インターネットは捨てるべき
ソフトバンクのガラケーでメールをするには「Siベーシックパック」と「パケット定額」の加入が必要となり、通信料が高額になります。本当に必要かどうか検討しましょう。ソフトバンクの「スマ放題」にデータ定額をつけると最低でも毎月700円~4,500円の費用が追加でかかります。
4GケータイであればLINEができますが、こちらも「データ定額」をつけるのは得策ではありません。
データ定額をつけなければ、通信料の高額請求が心配です。メールアプリなどが自動的に通信してしまうと、想定外のパケット通信料を請求される恐れがあります。
LINEやインターネットをしたければ、DMMモバイルや楽天モバイルなどの格安SIM搭載したスマホを利用しましょう。DMMモバイルであれば月額518円(税込)で1GBの高速通信ができます。楽天モバイルは、972円(税込)で3GBの高速通信ができ、スマホ本体が安く手に入ります。詳しくは以下の記事を参照ください。
2台目のスマホでLINEを使うときはガラケーの電話番号で登録することができます。ガラケーでLINEをするより快適にメッセージの送受信をすることができます。もちろんLINE電話も使えます。
一括購入と分割購入はどちらを選ぶべきか
ソフトバンクのガラケーのりかえ割を適用するときは、一括購入か、分割購入を選択できます。
どちらを選んでも、損得はありません。
一括購入すると、端末代金の1,320円/月がなくなり、月月割の1,320円/月はそのまま残りますので、毎月の支払額は159円になります。一括購入すると、毎月の支払が安くなりますが、かならずしも得というわけではありません。一括購入価格やキャッシュバックなどを考慮し、3年間の合計金額で比較してください。
例えば、一括1万円引きで購入できたとしても、分割購入で1万円のキャッシュバックがあれば3年間の合計支払金額は同じになります。合計金額が同じであれば分割購入のほうがキャッシュフロー的に有利です。
分割購入の場合、3年未満で解約するときに機種代金の残額をまとめて支払わなければなりませんが、一括購入でも機種代金を前払いしているため、結果的に総支払額は同じになります。
キャッシュバックはあるのか
2016年からキャッシュバックに対する規制が厳しくなりました。ソフトバンクショップでは一括0円や○万円キャッシュバックという看板が見られません。かといってキャッシュバックが完全になくなったかというとそうではないようです。
金額は少なくなったかもしれませんが、キャッシュバックは必ずあります。
ソフトバンクの販売店はキャッシュバック金額を公表できなくなったため、直接ショップに電話やメールで確認する必要があります。時間的に余裕のある人は、数件のお店でキャッシュバック金額を比較してキャッシュバックの大きい店で購入しましょう。
キャッシュバック金額は毎日変動し、土日のほうが金額が大きくなる傾向があるようです。ソフトバンクのガラケーのりかえ割も一括購入の割引やキャッシュバックがあります。めんどうですが、購入する前に確認することをおすすめします。
通販で注文できる【おとくケータイ.net】
であれば、問い合わせフォームで問い合わせできるので便利です。